研磨剤に注意!歯を白くするために「守るべき」エナメル質の知識

「歯を白くしたい」という一心で、毎日ゴシゴシと力強く歯を磨いてはいませんか?
市販のホワイトニング歯磨き粉の中には、汚れを削り落とすための「研磨剤」が含まれているものが多くあります。
しかし、使い方を誤ると、歯の白さを司る大切な「エナメル質」を傷つけ、逆に歯を黄ばませてしまう恐れがあるのです。

歯の白さを支える「エナメル質」の正体

私たちが「白い」と感じている歯の表面は、体の中で最も硬い組織である「エナメル質」で覆われています。
実は、このエナメル質自体は半透明で、その下にある淡い黄色をした「象牙質(ぞうげしつ)」が透けて見えることで歯の色が決まります。

エナメル質が厚く、表面が滑らかであれば、光をきれいに反射して歯は真珠のような輝きを放ちます。
しかし、過度なブラッシングや強い研磨剤によってエナメル質が削れて薄くなると、中の象牙質がより強く透けるようになり、結果として歯が以前よりも黄色く見えてしまうという逆転現象が起こるのです。

研磨剤が招く「着色スパイラル」の罠

市販のホワイトニング製品に含まれる研磨剤(無水ケイ酸や炭酸カルシウムなど)は、付着したばかりのステインを落とすには効果的です。
しかし、粒子が粗いものや、電動歯ブラシでの併用には注意が必要です。

エナメル質の表面に目に見えない微細な傷がつくと、その溝にコーヒーや紅茶などの色素が入り込みやすくなります。
一度傷に入り込んだ汚れは、通常の歯磨きではさらに落ちにくくなり、それを落とそうとしてまた強く磨く……という「着色スパイラル」に陥ってしまいます。
また、エナメル質が摩耗すると知覚過敏の原因にもなり、健康な歯を損なうリスクも高まります。

エナメル質を守りながら白くする「賢い選択」

これからのセルフケアで大切なのは、削るのではなく「浮かせて落とし、修復する」という考え方です。

まず、研磨剤が「無配合」または「低研磨」と記載された製品を選びましょう。
汚れを化学的に分解する成分(ポリリン酸ナトリウムなど)が含まれているものなら、エナメル質を傷つけずにステインだけを剥がし落とせます。
さらに、エナメル質の再結晶化を助ける「薬用ハイドロキシアパタイト」配合の製品を取り入れるのもおすすめです。
表面の傷を埋めて滑らかに整えることで、汚れが付きにくく、光を反射する本来の白さを取り戻すことができます。

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顔のパーツの一部である歯が白く明るいと、お顔全体がとても明るく、若々しく見えます。お家でホワイトニングするホームホワイトニングもありますので、お気軽にご相談ください。

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