健康保険範囲内で行う審美治療

保険適用の白い被せ物

虫歯などを削った際に使用する詰め物は、従来では保険適応の銀歯を利用することが多かったです。しかし今では保険適用の白い被せ物として、白いレジン素材を利用した「硬質レジンジャケット冠」や、表面の目に見える部分だけに硬質レジンを利用して裏側と内側には金属が使われている「硬質レジン前装冠」があります。
ただどちらも表面に使用されている素材が劣化しやすく、すり減ったり変色をおこす可能性があります。そこで注目されているのが、従来の素材よりも丈夫な素材を使っている「ハイブリッドセラミックレジン冠」です。真ん中から4番目と5番目にあたる第一小臼歯と第二小臼歯に保険適用することが可能です。

保険適用のクリーニング

歯の状態を美しく保つために審美歯科で行われることが多いクリーニング治療ですが、保険適用で受けるためには歯周病治療を目的として行う必要があります。治療内容は、医師が歯と歯ぐきの状態をチェックして、虫歯や歯周病の状態を調べます。口内全体の検査が完了したら、先端が鉤状になっている「ハンドスケーラー」や「超音波スケーラー」といった専用器具を使って、歯の隙間や歯周ポケットなどにこびりついた歯石をスケーリングしていきます。
審美歯科で保険内で歯のクリーニングを行う場合、3割負担の方なら約3,000円程度で済みますが、治療を目的としているため初診料や検査料、レントゲン撮影料金が別途でかかります。

保険が使える歯列矯正について

審美歯科などで行われる歯列矯正は、歯並びの見た目を改善するという側面があるので、治療を要する疾病として扱われていません。そのため基本的には健康保険が適用されませんが顎変形症など、顎の骨の位置のズレや変形が原因で、顎の不具合や噛み合わせの問題などが生じる疾患を治療する場合は健康保険の適用の対象になる可能性が高いです。
また顎の外科手術を行うプロセスとして、歯列矯正を半年から1年半かけて行ってから顎の外科手術に入る流れとなります。保険適応になることで歯列矯正にかかる費用は自由診療の場合約200万円ほどかかりますが、適応になればトータルの治療費を50万円程度に抑えることができます。

歯を美しく治療する方法

歯の機能回復と同時に美しく見えるように施しさらに顔と調和のとれた美しい口元をつくる「歯のエステティック」を行います。

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