お酒を飲むと歯ぐきが痛むことがあるのはなぜ?

歯ぐきが痛むのは歯周病

お酒を飲むと歯ぐきが痛むのは歯周病の可能性が高いです。歯周病は、歯と歯ぐきの境目に起こる症状で、細菌が感染することにより炎症を引き起こす症状です。歯周病が進行すれば、歯の影響だけでなく、呼吸器疾患などに影響を与えるとも言われています。歯周病は、口臭が気になる人もいますし、歯肉が腫れたり、痛みを発症したりすることもある症状です。この炎症を起こしている歯ぐきにアルコールが触れることで痛みを伴うことになります。お酒を飲んで歯ぐきが痛いと感じたときには、歯周病になっている可能性があるので、そのまま放置して進行しないようにケアするようにしましょう。

原因は栄養バランスの偏り

歯周病対策には、日頃から栄養バランスが整った食事をすることが大切です。しかし毎日のようにお酒を飲むことでバランスが悪くなります。食事をせずにお酒ばかり飲んでいれば、当然ですが十分なエネルギー摂取ができているとは言えません。またしっかりと食事をしながらお酒を飲んだり、おつまみを食べたりしていても、アルコールの摂取によって栄養が吸収しにくい状態となります。さらにアルコールを分解するために多くの栄養を使うことも、飲酒によってバランスが悪くなる原因です。そして栄養バランスが悪くなることで歯周病にもなりやすくなり、お酒を飲むと歯ぐきが痛むという症状も発症します。そのため、休肝日を作ってアルコールの摂取を減らすか、ビタミンやミネラル、タンパク質など、バランスの良い食事をしましょう。

歯磨きをしないのも原因

日頃から飲酒が多い人は、栄養バランスの偏りが生じて歯周病にもなりやすいです。この歯周病のなりやすさは、歯磨きをしていないことも原因です。お酒を飲んで酔ってしまうと、そのまま歯を磨くこともなく朝まで寝てしまう人も多くいます。歯を磨かないと細菌が繁殖しやすくなり、歯周病も発症しやすいです。お酒を飲んだ後に歯磨きをしたとしても磨き方が雑になる人も多いので、細菌が上手く取り除けないので、歯周病の発症を招いてしまいます。また、すでに歯周病になっている人は、お酒によって血管が拡張されることで、炎症がさらに進むことにもなるので注意が必要です。お酒を飲んで歯ぐきが痛むときは、アルコールを控えて、早めに歯周病ケアをしましょう。

歯周病(歯槽膿漏)の治療

歯周病を予防する事が全身の生活習慣病を予防することにつながります。
3か月~6か月に一度は歯科医を受診し、生活習慣も含め口腔内のケアを受けるようにしてください。

歯周病(歯槽膿漏)の治療

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