歯周病とは
歯肉や骨などから構成されている歯を支える組織が歯周病菌に侵されることにより発症するのが歯周病です。
歯を支える歯周組織が細菌による炎症によって骨が溶けてしまうと歯を支えることができなくなるためそのまま放置しておくと歯を失うことがある恐ろしい病気です。
歯周病は徐々に進行していきほとんど痛みを伴わないため、気づくことが困難な病気です。
軽度な症状であれば、しっかりケアを行うことで症状を抑えることができます。
自分自身で歯周病を防ぐ
歯周病は日々の生活の中で防ぐことができます。
①規則正しい生活
歯周病も生活習慣病のひとつです。
規則正しい食生活を心がけ、糖分を多く含む食べ物はプラークができやすいため、とり方に注意しましょう。
②正しく歯みがきをする
歯周病を予防するには自身の歯のお手入れが何よりも大切です。
正しいみがきかたを身に付けてプラークを確実に落とすようにしましょう。
③歯肉の状態を確認する
歯みがきの際などに自分の歯肉の状態をチェックするようにしましょう。
健康な歯肉は、ピンク色をして、固く引きしまっており、出血は見られません。
歯科医で歯周病を防ぐ
自分自身での日頃からの予防も大切ですが、口腔ケアは自分一人できちんと行うのは難しいと言われています。
定期的な検診や歯石除去などの、専門家によるケアが必要です。
3か月~6か月に一度は歯科医院で定期健診を受け、予防処置を受けるよう心がけましょう。
歯周病(歯槽膿漏)の治療
歯周病を予防する事が全身の生活習慣病を予防することにつながります。
3か月~6か月に一度は歯科医を受診し、生活習慣も含め口腔内のケアを受けるようにしてください。