自宅でできるホワイトニング、始める前に知っておきたいこと

最近、「ホームホワイトニング」に挑戦する人が増えています。
在宅ワークやマスク生活の影響で、人と接する前に“自分磨き”をしたいという気持ちから、美容院に行く感覚で歯のケアをする方も少なくありません。

でも、「自分でやるって安全なの?」「歯や歯ぐきに影響ないの?」と不安な声も。
ここでは、ホームホワイトニングの仕組みと、安心して取り組むためのポイントをわかりやすくまとめてご紹介します。

ホームホワイトニングってどんなもの?

ホームホワイトニングとは、歯科医院で処方された薬剤と専用トレー(マウスピース)を使い、自宅で歯を白くしていく方法です。
病院で行う「オフィスホワイトニング」と同じく、薬剤で歯の内側にある色素(象牙質の黄ばみ)にアプローチし、表面をコーティングするのではなく、“本来の白さ”を引き出すのが特徴です。

やり方はとてもシンプル:

1.歯磨きやデンタルフロスでお口をきれいにする

2.カスタムトレーにホワイトニング薬剤を注入

3.トレーを歯に装着して、一定時間キープ

4.終了後はトレーを洗い、口をしっかりすすぐ

5.1時間ほどはコーヒーや赤ワインなど、着色しやすい飲食を控える

時間をかけてじっくり白くしていくため、自然な仕上がりと持続力の高さが魅力です。

歯や歯ぐきへの影響は?心配しなくても大丈夫?

よく聞かれるのが「歯がもろくなるって本当?」「歯ぐきが下がるって聞いたことがある…」という声。

確かに、使用される薬剤(過酸化水素や過酸化尿素)には漂白作用がありますが、これは歯の構造そのものを壊すわけではありません。
歯科医院の指導通りに正しく使えば、歯や歯ぐきへの影響はほぼありません。

ただし、注意点がいくつかあります。

・薬剤の量を自己判断で増やして使ってしまう

・マウスピースのフィット感が悪く、薬剤が歯ぐきに流れてしまう

こうしたケースでは、歯ぐきに刺激を与え、炎症や退縮(歯ぐきが下がる)につながる可能性があります。

つまり、「自己流でやる」とリスクがあるというだけで、歯科医の指導を守ればとても安全なケア方法なんです。

安全にホワイトニングを続けるための3つのコツ

① 薬剤の量は「ちょうど」で。多くても効果は上がらない
「多めに入れたらもっと白くなるかも…」と思うのはNG。
過剰な薬剤は歯ぐきのトラブルにつながるので、指定された量をきちんと守ることが大切です。

② マウスピースに違和感が出たらすぐ相談
装着中に「浮いている」「歯に合っていない気がする」と感じたら要注意。
歯の形が少し変化したり、経年劣化で合わなくなることもあるので、違和感があれば遠慮なく歯医者さんへ相談しましょう。

③ ホワイトニング後の飲食に気をつける
処置後は歯の表面が一時的に着色しやすい状態。
最低でも1時間は、コーヒー、紅茶、カレーなど色の濃いものは避けるようにしましょう。
そのひと手間で、白さの持ちが大きく変わってきます。

正しく行えば、ホームホワイトニングは安全で効果的

ホームホワイトニングは、自分のペースで自然な白さを取り戻せる方法として、多くの人に選ばれています。
とはいえ、自己流で進めるとせっかくの効果が薄れたり、思わぬトラブルにつながることも。

最も大切なのは、歯科医師の指導に従い、正しい使い方を守ること。
安心して、美しい笑顔を手に入れるために、定期的なチェックも忘れずに続けていきましょう。

ホワイトニング

顔のパーツの一部である歯が白く明るいと、お顔全体がとても明るく、若々しく見えます。お家でホワイトニングするホームホワイトニングもありますので、お気軽にご相談ください。

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