インプラント治療後に口臭が気になったら

インプラント後のお口の状態

インプラントの治療では麻酔をしたうえで手術を行います。しかし、治療後に麻酔が切れることで痛みを感じたり、腫れたりすることもあるのです。処方された薬をきちんと服用すれば、数日で治まることが多いため心配ありません。ただ、自己判断などで用法用量を守らないと、痛みや腫れだけでなく細菌感染を引き起こすリスクを高めてしまうため注意が必要です。特に治療直後のお口の状態では、傷口を保護するためにブラッシングを控えることになります。ですが、まったくブラッシングをしないと歯垢が溜まって口内環境が悪化してしまうため、可能な範囲で適度に行うことも大切です。

インプラント周囲炎について

歯周病という言葉は、よく耳にされると思います。インプラントの治療後には、これと同じような症状のあるインプラント周囲炎に注意が必要です。インプラントの周囲の歯茎が腫れたり、出血したりする場合にはインプラント周囲炎の可能性が高いため、早めに歯科で診察を受けましょう。そのまま放置してしまうと症状の悪化だけでなく、インプラントが抜け落ちたり、あごの骨にまで影響をあたえることがありますので早めに対処することが大切です。洗浄と消毒によって周囲を清潔にすれば症状が落ち着くこともあります。普段のお手入れを心がけることはもちろんですが、歯ぎしりなどによる過大な負荷がきっかけになることもありますので、定期的な歯科検診が予防になります。

治療後の口臭への対策方法

インプラントの治療後は、口臭の引き金となるような状況をまねきやすいデリケートな状態です。傷口が開かないように注意したブラッシングが必要なため、正しく行わなければ歯垢が残ってしまいます。歯垢は細菌のかたまりですので、次第に増殖して口臭の原因となってしまうのです。インプラント周囲炎も、細菌や膿によって口臭をまねきます。予防のために手術後用の柔らかい歯ブラシでのブラッシングを指導されることもあります。デンタルリンスは口臭対策として効果的ですが、種類によっては使用を制限されることがあるため確認が必要です。インプラント周囲炎の予防もかねて、定期的にプロによるクリーニングでお口の中を清潔に保つことも良い対策だと言えるでしょう。

インプラントとは?

チタンは長年の基礎的、臨床的研究からインプラントの材料として最適であり、また顎の骨としっかり結合することが確認されています。
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