虫歯になりにくい食事の方法とは?

唾液をしっかり出して食べること

虫歯になりにくい食事にするには、唾液をしっかり出して食べることが大切です。
最近の人は昔の人よりも噛む回数が少なくなり、食事時間も減っています。

ほとんど噛まずに飲み込めるような食事も多く、唾液が少なくなっています。
唾液は天然の歯磨き粉のようなもので、これによってばい菌を洗い流しています。
唾液があると歯垢も流してくれますし、そのおかげで口臭予防にもなります。

唾液の量を増やすためには、できるだけしっかり噛むことが大切です。
何回噛むという回数を数えるのは面倒ですから、食べ物がドロドロになるくらいまで噛むという訓練をしておくといいでしょう。
これが当然のこととして身につけば、消化も良くなりますし、唾液もたくさん分泌されるようになります。

柔らかいものを一切食べてはいけないわけではありませんが、野菜であれば形と硬さを残したままのもの、肉ならよく噛まないと飲み込めないものなどを意識して食べるようにするといいでしょう。

口の中に食べ物が入っている時間が長いと、そのぶんだけ歯の成分が溶けてしまいます。
通常は唾液によって再石灰化が促されますが、ずっと食べている状態だと再石灰化が遅れて虫歯になってしまう確率が高くなります。
食べる時間はダラダラと延ばすのではなく、規則正しく食べるようにしましょう。

歯磨きで虫歯を予防

また、虫歯予防には歯磨きも重要です。歯磨きは、研磨剤の入っていない歯磨き粉を使った方がいいです。
そうでないと歯の表面が削れて、知覚過敏になる可能性があるからです。
時間がある時には、お風呂に入りながら唾液を歯磨き粉の代わりにして磨くのがオススメです。
こうすると分泌も促すことができますし、研磨剤入りの歯磨き粉のように歯を傷つけてしまう心配もありません。
注意したいのが、電動歯ブラシを使う場合です。汚れがスッキリ落ちて気持ちよく感じますが、これも歯の表面を削ってしまう原因になりやすいです。優しく磨いて虫歯を予防しましょう。

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