審美修復治療

aesthetic_01

我々歯科医がおもに治療する分野は顔の中でもいちばん動作の大きい口元です。その口元は顔の中でも1/3を占める大きな審美的要素をもっています。審美歯科とはバランスのとれた口元と歯の関係だと思います。もちろん1本,2本の歯の形と色調をそろえるだけで素敵な笑顔を取りもどすこともできます。

つねに審美性を高めるために意識しているところは、前歯の位置(正中線、左右対称)、スマイルライン、適切な歯の長さ(形態)、歯肉レベル(連続性)、機能的なかみ合わせ等です。これらひとつでも損なうとまったくちがった感じを受けます。
当院では患者さまの要望と照らし合わせ、より高い審美を追及するためにホワイトニング、審美歯周外科を併用しています。

審美修復治療とは

キレイな歯を1本1本修復するのは当然として、連続する歯の形や色、笑った時のバランスを熟慮し、その人に最適な美しい笑顔を作り上げる治療です。 通常、歯並びが悪い場合には歯列矯正をして治しますが、2~3年の期間が必要なため患者様には大きな負担となります。軽度の不揃いであれば、矯正治療をしなくても治療が可能なセラミックによる歯の修復法があります。

矯正治療が必要なケース

・歯の位置が明らかに大きく違うもの

メリット 健康な歯を削らなくてもよい
デメリット 口の中に装置を長期間(2年前後)装着しなければならない

矯正治療を必要としないケース

・歯の軽度の傾きやねじれ
・軽度の位置異常、歯の大きさ異常

メリット 短期間(2~3回)で治療終了
デメリット 健康な歯を削らなくてはならない

歯並びをデザインする為のインスピレーション

優秀な審美歯科医にとって1番大事なのは最終的な歯並びをデザインする為のインスピレーションだと思います。当医院では、審美修復治療を行う際に写真をお撮りして模型上で患者様に満足していただけるように最終的な歯の形態をデザインしてお見せします。それから、治療を行う詳細についてカウンセリング(無料)を行います。

shinbi_s01

患者さまの要望は「前歯をそろえて欲しい」でした。お口の中を見させていただくと、右上の前歯が捻じれて前方に傾斜していました。左上の前歯は右側に寄っていました。

shinbi_s02

修復治療以外に歯を削らずに治す歯列矯正装置による方法(期間2年前後、費用50万以上)を説明しました。患者さまは修復治療を選択し、右上1本だけでどうしても治して欲しいとの要望ですので、治療前にこの様にデザインしました。

shinbi_s03

患者さまの了承が得られたので、右上をセラミックで修復、両隣の歯は形態修正のみを行いました。治療後は最初のカウンセリングでのデザインどうりの出来栄えに患者さまに喜んでいただけました。

歯を美しく治療する方法

houhou_01

欠けた前歯を美しくする方法

オールセラミック1本を用い、治療を行いました。

houhou_02

奥歯の銀色の詰め物を白くする方法

ハイブリッドセラミックインレー3本を用い、治療を行いました。

houhou_03

変色した詰め物を修復する方法

ラミネート2本を用い、治療を行いました。歯の表面を削って薄いセラミックを張り付けました。

houhou_04

歯並びを整えて、白くする方法

オールセラミック1本、ラミネート3本・上下ホワイトニングしました 。

houhou_05

ジルコニアを用いた方法

今まで当たり前のように使われてきた金属の代わりにジルコニアを用いることによってナチュラルでより美しい仕上がりになりました。

年齢に負けないアンチエイジング

anti_t

いままでの素敵な笑顔を取り戻し維持するために、しっかりとした治療計画が必要です。
歯科治療には、ホワイトニングなどの審美的治療や、インプラントなどの機能回復治療など、いつまでも歯をキレイに健康に保つための治療がたくさんあります。
また、合わない入れ歯や歯がないのを放置して食べ物が上手く噛めず体全体の健康を害しています。 入れ歯以外の治療が可能な方たちも大勢いらっしゃいます。

セラミクス修復治療のデメリット

ホワイトニング、審美歯周外科を併用する場合があります。
使用する材質により、天然歯に比べ衝撃に弱いため、強く噛んだりすることで、割れてしまうリスクがあります。

無料相談はこちら