ドライマウスを改善するマッサージ

ドライマウスとは

ドライマウスは口の中が乾燥する病気のことで、口腔乾燥症とも呼ばれます。
口の中は本来、唾液が分泌されることで乾燥することは無いのですが、様々な原因から唾液の分泌量が低下し口の中が乾燥してしまう病気です。

ドライマウスの原因

病気や薬の副作用が原因

ドライマウスは他の病気の症状という場合があります。
糖尿病や腎臓病など、病気が関係している可能性があるといわれています。
また、花粉症、抗うつ剤の薬などで、唾液の分泌を抑える薬もあり、それが原因でドライマウスになっている可能性もあります。

口呼吸

口で呼吸するクセのある方は口の中に常に空気が通るために、その分口の中の水分が乾燥してしまいます。
お口の中の粘膜も乾燥してしまうので、ドライマウスの症状が強くでやすくなります。
通常は鼻呼吸をするもので、鼻で呼吸する分にはお口の乾燥はまねきませんので、口呼吸をするクセがある方は鼻で呼吸をすることを意識しましょう。

ストレス

身体面の原因としては加齢や筋力の低下などが挙げられます。
加齢によって唾液の分泌機能が低下しますし、噛む筋肉が衰えることで唾液が分泌されにくくなります。

次に精神面の原因としてはストレスで、精神的なストレスを感じると交感神経が高まって口の中が乾きます。
ちなみに緊張すると口の中が乾きますが、これもストレス同様に交感神経が高まることが原因です。

喫煙や飲酒、コーヒー

まず口呼吸をする人は口の中に乾燥した空気を直接取り込むため、口の中が乾いた状態になります。
他には飲酒や喫煙が挙げられ、これらはいずれも唾液の分泌量を低下させる要因になります。

飲酒してしばらく経つと、やたらと喉が渇くと感じる人は少なくないでしょう。
また、喫煙した後も喉が渇きやすく、これらの原因は飲酒や喫煙の影響で唾液の分泌量が低下したからです。

唾液腺マッサージ

唾液が分泌される唾液腺をマッサージすることで唾液の分泌量を増やしてドライマウスが改善されると言われています。
唾液腺は3箇所あり、耳下腺(じかせん)、顎下線(がっかせん)、舌下線(ぜっかせん)と呼ばれます。

耳下腺のマッサージ

左右の耳の下部分をマッサージします。
人差し指と中指の間をあけ、手の平で両耳を挟み円を描くようにしてくるくると10~20回ほどマッサージをします。

顎下線のマッサージ

顎下腺は顎の骨にそってあります。顎の下を両手の親指で顎の骨に沿ってマッサージします。

舌下線のマッサージ

舌下線は舌の裏側の付け根部分にあります。親指の腹で押すようにマッサージしましょう。

口臭が気になる方へ

メンテナンスを受けない多くの方は口臭で悩んでいます。年齢と共に唾液が減少し口腔内の乾燥が口臭の原因となります。
定期メンテナンスを受けることをおススメいたします。

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