健康寿命を延ばす歯科検診

健康寿命とは

皆さんは「健康寿命」と言う言葉をご存知でしょうか。健康寿命とは、2000年に提唱されるようになった言葉です。寿命を延ばすだけではなく、いかに健康で元気な生活を過ごせるか、自立した生活を無理なく続けられるかに重点を置いています。人生をより良いものとするためには、単に長生きするだけでなく、健康で楽しい毎日を過ごしたいと思うのは自然なことです。実は健康寿命には「歯」の役割が大きく関係しています。虫歯などで歯の健康が損なわれてしまえば、快適に食べられる食事の幅も狭くなってしまいます。栄養に偏りができるだけでなく、精神面でもつらいものです。当たり前になってしまっている歯ですが、健康を支えてくれているのです。

歯周病は生活習慣病

歯周病は主に歯茎の病気で、細菌によって引き起こされます。炎症が起こって歯茎が赤くなったり、腫れたりするのが特徴です。歯周病と聞くと口の中だけの病気だと考える人も多いのではないでしょうか。しかし、生活習慣病とも関係が深いことが分かってきています。例えば、糖尿病を患っている人では歯周病にかかりやすく、合併症が起きやすいとされているのです。また、歯周病は心疾患のリスクを高くなることも研究報告されています。これは、歯茎の炎症によって生じた物質が、血流を通して心臓にも影響を及ぼすためだと考えられています。口内環境は体の健康とも密接な関係があるのです。

定期的な検診が重要

歯の健康が、健康寿命や生活習慣病に大きく関係することが分かりました。毎日の歯磨きが大切なことはもちろんですが、定期的な歯科検診を受けるとより安心です。丁寧に磨いているつもりでも、磨き残しがあったり、虫歯や歯周病は初期段階では自覚症状がなかったりするためです。歯科検診では歯の健康状態を知ったり、病気の予防になったりします。もしも虫歯などになっても早期発見に繋がるため、できるだけ症状を抑えることもできるのです。健康寿命を考えるうえでは、定期的な検診が重要になってきます。充実した人生を謳歌するためにも、歯の健康を守り、体の健康を守る歯科検診を心がけましょう。

予防定期検診

虫歯や歯周病を防ぐには予防しかありません。定期検診(3~6カ月)に行かれての予防が大切です。

予防定期検診

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