フッ素塗布とは?

歯を丈夫で強くする

フッ素塗布は、虫歯を予防するための新たな方法として大きな注目を集めています。
歯の表面に塗布することでエナメル質を強く丈夫にして、虫歯を予防することができます。
虫歯の原因のひとつに虫歯菌が出す酸によってエナメル質が溶かされ、やがて中の象牙質や神経細胞までが侵されて痛みを感じるようになりますが、既に塗布をしていた場合は丈夫なエナメル質が守ってくれるのに加えて、新しい歯の組織を作り出す再石灰化が促進され初期の虫歯であれば事前に治してくれることもあります。
もちろん毎日のしっかりとした歯磨きが大切ですが、そこへフッ素の力が加われば相乗効果により虫歯予防に役立ちます。

家庭でも簡単にできる方法

最近ではフッ素入りの歯磨き粉がドラッグストアやコンビニエンスストア、スーパーなどでも販売されており、薬機法などの関係から低濃度のものしか配合することが許されていませんが、それでも一定の効果は期待できます。
使用方法は、まず歯磨き粉を使わずに磨いて歯の表面のプラークを落としてから、フッ素入りの歯磨き粉を使用して磨けば効果的です。
その後でフッ素が配合されている洗口液や液体歯磨き、スプレーを塗布することでより効果が高まります。
しかし、一般的に販売されている商品には配合できる薬剤の量が制限されているため、しっかりとしたケアを行なうためには専門医に相談するのがおすすめです。

クリニックで依頼するのが安心

クリニックでは医師にしか取り扱うことができない高濃度の薬剤が使用できるだけではなく専用の器具も揃っているため、一般販売されている商品とは比較にならない程の絶大な効果が期待できます。
まずはプラークの除去を行って歯を綺麗にしてから、専用の綿球や歯ブラシなどを使用して丁寧に塗布したり、薬剤の入ったトレーを噛むようにして歯へ浸透させていきます。
効果が持続するのは概ね6ヶ月程度で定期的に施術を受けることが必要ですが、自身の目では確認できず手が届きにくい箇所にもしっかり処置してもらえるのと同時に、歯の状態を検診してもらい必要に応じて適切な治療をしてもらえるのも安心です。

予防定期検診

虫歯や歯周病を防ぐには予防しかありません。定期検診(3~6カ月)に行かれての予防が大切です。

予防定期検診

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