虫歯菌と大腸炎の関係

政治家も治療を行った潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎は、第96代内閣総理大臣も治療を行ったといわれている大腸の疾患の一つです。
難病とされている疾患になりますが、虫歯の原因になるミュータンス菌に感染した場合、症状が悪化するリスクが4倍以上になるといわれており、この症状が起きる原因には体内の免疫異常があるとされています。
ただ、体内の免疫異常が原因といわれていても、はっきりとしていないことも多くあり、口の中を清潔に保つことで症状が改善する可能性もあるといわれているのです。
ちなみに、虫歯菌は虫歯になるだけでなく、様々な疾患にも影響を施すなどからも定期的な検診や治療が被害を最小限に抑えるポイントになって来ます。

虫歯菌で大腸炎のリスクは4倍

虫歯を作り出す原因の一つにミュータンス菌がありますが、この細菌に一度感染すると腹痛や腸内出血など歯とは関係ない部分で症状が起きるようになる、これらを繰り返すことで潰瘍性大腸炎になるリスクが4倍になるともいわれています。
主な原因は体内の免疫異常とされているのですが、この菌をマウスに注射したところ、肝臓に菌が取り込まれて炎症に関わる物質が作り出される引き金になることが明らかになったのです。
尚、この症状を持つ患者さんを対象にした調査の中では大半がミュータンス菌に感染して、その内約14%の患者さんは特定タイプで発症リスクは健康な状態の人と比べると約4.6倍になるといいます。

虫歯菌は傷口から入り込む可能性も

虫歯菌から大腸炎、一般的に考えれば虫歯菌は歯が痛くなる虫歯を作る細菌のイメージを持つ人も多いかと思われますが、この菌をマウスの口から与えたときには影響が起こらないけれども少量でも血液中に入ることで腸炎が悪化して生存率が下がることが研究の中でわかったといいます。歯磨きをするときなど少し力を入れ過ぎてしまうと歯茎に傷が付いてしまう、出血したなどの経験を持つ人も多いかと思われますが、歯磨きで生じる小さな傷でも虫歯菌は傷口から入り込む、これが血液中に流れることで恐ろしい疾患へと繋がるなどからも歯磨きをするときには注意をしなければなりません。

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