薬で治る歯周病の治療方法

歯周病を薬で治す「歯周内科治療」

従来の歯周病治療は、歯石除去や歯科医師による歯磨き指導が一般的でしたが、歯周病は菌が原因で引き起こされる感染症であるため、汚れをきれいに取っても歯肉の炎症や腫れ、出血などはなかなか完治することはありませんでした。酷い場合は外科手術も行っていましたが、現在ではこれまでと全く異なった、新しいアプローチによる「歯周内科治療」が主流になっています。具体的には、患者の口腔内から歯垢を採取して顕微鏡によって菌を特定し、薬を使用して歯周ポケット内を除菌するという方法で、従来と比べて傷みが無く劇的に治ることが大きな特徴となっています。

使用する薬の種類

歯周病の原因となる菌は、カビの一種である「カンジダ菌」と、口腔内に潜む細菌です。いずれも口腔内にもともと存在する常在菌であるため健康な人であれば発症することはほとんどありませんが、薬によって引き起こされる免疫力の低下や、他の病気よる体力の消耗などが原因で過剰増殖すると発症しやすくなります。主に使用する薬としては「ハリゾン」と「ジスロマック」と呼ばれるもので、ハリゾンはカンジダ菌を始めとするカビ菌除去に高い効果があり、ジスロマックは抗生物質で細菌の蛋白合成を阻害することによって抗菌作用を示し、主に炎症や感染症などに使用されています。

劇的に治るが予防も大切

歯周内科治療は、歯を磨くと歯ぐきから出血する場合や歯ぐきを押さえると膿が出る場合、歯ぐきが赤く腫れたり痛むような症状に加えて、冷たい水を飲むと歯にしみる時や、歯の間に食べ物がよく挟まるといった場合でも劇的な効果があることが確認されています。これらの症状が気になる場合は歯周病の可能性が高いため早めの対応が必要で、悪化してしまうと心臓病になる確率が2~3倍に上がったり、食道がんや糖尿病などの罹患率も高くなります。予防するためには定期的なクリーニングと正しい歯磨きが大切なので、特に歯に問題が無くても歯科医師による定期的なメンテナンスを受けることが大切です。

歯周病(歯槽膿漏)の治療

歯周病を予防する事が全身の生活習慣病を予防することにつながります。
3か月~6か月に一度は歯科医を受診し、生活習慣も含め口腔内のケアを受けるようにしてください。

歯周病(歯槽膿漏)の治療

無料相談はこちら