乳幼児健康診査

子供が健やかに成長できるように見守る

生まれたばかりの赤ん坊はまだ歯が生えていませんが、次第に半年くらいが経つと乳歯が生えてきます。さらに成長してくると自分で食べ物を噛むことができるようになったり、会話もはっきりとできるようになります。ですから、そのような時期に虫歯になって、十分に食事や会話ができなくなったら、体だけでなく心の成長にも影響がでてきます。そんなことにならないよう、定期的に行うのが乳幼児健康診査です。乳幼児健康診査では、今の状態を確認して問題になりそうなクセはないか、食べ物をしっかりと噛みしめることができるのか、発音はできているのかといったことを調べていきます。そして、ブラッシングなど子供の口の中が健康でいるために必要な知恵をアドバイスします。

詳しい検査が必要なときもある

乳幼児健康診査だけではわからないときには、より詳しく調べるためにも医療機関で精密検査を受ける場合もあります。もし、精密検査をすることになっても悲観的になることはありません。精密検査は何が起こっているのかを理解するための準備で、子どもを守るために必要なことです。たとえば噛み合わせが悪いということがわかって自然に治らないということがわかれば、矯正するための器具を取り付けることで治療ができます。大事なのは子供のことが心配だからといって、親がうろたえないことです。正しい治療を受けさせてやったり、毎日の予防を注意深くやっていれば問題が大きくならずに済みます。

乳幼児健康診査でわかること

乳幼児健康診査は、子どもの歯がどうなっているのかを確認できる良い機会であると同時に、親が子どもを守るために必要なことを学ぶ場でもあります。でも親から虐待を受けていると、乳幼児健康診査を受けなかったり、正しい口のケアを受けていないので虫歯だらけになりやすいです。そんな虐待から子どもを守るためにも、乳幼児健康診査を全員受けるように働きかけること、また何か異常があれば行政が動き子どもを救えるような体制を整える事が必要です。出産後は産後うつと呼ばれる状態になって育児放棄をすることもありますから、場合によっては親を救うということでも、乳幼児健康診査は役立ちます。

予防定期検診

虫歯や歯周病を防ぐには予防しかありません。定期検診(3~6カ月)に行かれての予防が大切です。

予防定期検診

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