学童期はカルシウムで永久歯を丈夫に

学童期にカルシウムを摂取することの重要性

学童期とは、一般的には6歳から12歳くらいまでの小学生の年齢を指しています。この時期にカルシウムをしっかりと摂るようにすることで、いつまでも丈夫で長持ちするような永久歯を手に入れることができるので覚えておきましょう。

基本的には5歳くらいから乳歯が少しずつ生え変わり、10歳になるとほとんど生え揃うようになるので、この時期にバランスの良い食事を摂取するようにすれば理想的な歯を作れるようになります。必要となるカルシウムの量は人によって違ってきますが、学童期の場合には大人の1.5倍の量を目安にすると良いでしょう。

ちなみに、一日に必要なエネルギー量は約2000kcalとなっているので、カルシウム量は700mgを目安に考えるようにし、一日3回を基本にして効率的に摂取していってください。

永久歯は非常に大切です

乳幼児の間は未成熟な乳歯しか生えてきませんが、ある程度の時期が過ぎると必ず永久歯へと生え変わっていくので、全て変わる前にしっかりと栄養を取り入れて準備しておくことが大切です。一番良い栄養素はカルシウムになりますが、毎日一本の牛乳を飲むだけでもかなりの効果が期待できるのでおすすめです。

永久歯は通常であれば全部で28本となっており、親知らずを含めると32本にもなる大変貴重な存在になります。一度虫歯になって抜くようなことがあれば、その後は一切生えてくることがないので気を付けましょう。

普段からしっかりと歯磨きを行うように心掛け、いくつになっても虫歯を作らないことが大切だと言えます。

永久歯と乳歯の違いとは

歯の仕組み自体は一緒ではあるのですが、永久歯は一生使っていくものなので、できるだけ丈夫でトラブル知らずの状態にしておきたいものです。歯の健康をはかる基準はエナメル質や象牙質の厚みによって決まるとされているため、しっかりとカルシウムを摂取して質の高い歯を作り出していってください。

一つだけ注意して欲しいのが、乳歯から永久歯に生え変わった後の2年近くは、まだまだ未成熟で虫歯などで歯を損傷してしまう恐れがあるので、その間はさらに丁寧なケアを行っていく必要があります。

一番良い方法は、歯医者に通って定期的に予防歯科を受けることですが、自宅で毎日10分程度フッ素入りの歯磨きを行うだけでもかなり違ってくるので実践してみてください。

予防定期検診

虫歯や歯周病を防ぐには予防しかありません。定期検診(3~6カ月)に行かれての予防が大切です。

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