歯茎が黒くなってしまう原因と治療方法

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黒ずみの原因

歯茎が黒くなる原因はメラニン色素の沈着です。
歯茎も皮膚の一部なので日焼けした肌と同じ原理が起こります。外部からの刺激によって表皮最下層の根底層にメラノサイトと呼ばれる色素細胞が作られると黒ずみができます。
タバコや味の濃いもの、酸味や辛みなど刺激の強い食べ物、そしてコーヒーや紅茶、ワインなどは色素沈着しやすく黒ずむ原因となります。

タバコによる弊害

中でもタバコが口腔内に引き起こす悪影響は多大です。
黒ずみの原因となる色素沈着だけでなく、タバコを吸うと血管が収縮する働きがあるため歯茎に血液が回りにくくなり栄養不良を起こしやすくなります。
そのため歯肉の繊維化が進んで白血球が減り、歯周ポケット内で炎症を起こします。
通常の歯周病は歯茎から血が出たり、ぶよぶよしてきたりと見た目からもわかりやすいのですが、タバコによる炎症の場合は歯茎が硬くなり血も出にくくなっているため気づきにくく、隠れ歯周病と言われています。
タバコに含まれるニコチンは歯の根の表面と結合しやすい性質があるため、歯周病の治療をしてもまたすぐに沈着し、同じように歯周病を引き起こします。
歯周病は免疫力も低下させますので、知らず知らずのうちに体が弱くなり、多くの病気を引き寄せる要因を作っている可能性があるので注意しましょう。

治療方法

黒くなった歯茎をきれいにする方法は2つありますが保険外治療のため費用がかかります。
まず1つめはレーザーを当て黒ずんだ表皮を焼きメラニン色素を除去する取り除く方法です。
熱さや痛みもなく、処置時間は30分程度で1~2回位で効果がでます。2つめは薬剤による表皮ピーリングです。
メラニン色素が沈着した表皮を除去し、その下にある本来の健康的な色を摂りも同方法です。
フェノールアルコールという薬剤を歯茎に塗りピンク色にします。
治療後少しヒリヒリすることもありますが、1~2週間かけてきれいになっていきます。
このように歯茎の黒ずみは歯医者さんの適切な治療により簡単にきれいになります。黒ずみの原因は上記以外にもありますので、まずは歯医者さんに相談して治療を受け、あなたも健康できれいなピンク色の歯茎で笑顔美人になりましょう。

歯肉のホワイトニング

歯ぐきの黒ずみや変色は、メラニン色素によるものと、金属を使用した治療等によって起こります。
メラニン色素による黒ずみは歯肉のホワイトニングだけで治ります。

歯肉のホワイトニング

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