冬は肌の乾燥だけじゃない!お口の乾燥対策してますか?
2019/12/07
高円寺駅前徒歩3分のカクデンタルクリニックです。
冬は乾燥の季節ですね。
この時期、肌の乾燥対策をしている方も多いと思いますが、お口の乾燥対策はしていますか?
お口の乾燥を防ぐことで様々なトラブルを予防できるので、オススメです。
<唾液にはどんな効果がある?>
唾液は、1日約1.5~0.5リットル分泌されます。
唾液中には抗菌作用、免疫作用、消化作用の成分が含まれます。
口腔内を潤すだけでなく、食物の消化を助けたり、菌の増殖を抑え、口臭、むし歯、歯周病などさまざまなトラブルから守る役割があります。
乾燥対策をして、唾液を増やすのに効果的な方法があるのでご紹介しますね。
<口腔乾燥対策>
【1】食事はよく噛んで唾液を増やしましょう
よく噛むことで、唾液腺が刺激され唾液量が増加します。
軟らかいものばかりではなく、噛みごたえあるものも食べましょう。
少量ずつゆっくりとよく噛んで食べるよう心掛けてください。
キシリトールガムも良いでしょう。
【2】セルフケア用品を見直しましょう
歯磨剤に含まれる発泡剤や洗口液に含まれるアルコールは、口腔粘膜を刺激して乾燥を悪化させる可能性があります。
これらの成分が配合されていない製品の使用をオススメします。
【3】口のストレッチ
口のまわりの筋肉や舌を動かすことで、唾液の分泌が促されます。
テレビ見ているときなどの空き時間でやってみるのもおすすめです。
【4】部屋を乾燥させない
最適な湿度は40~60%です。部屋が乾燥すると口の中も乾きます。加湿器や濡れタオルなどで部屋の湿度を保ちましょう。
部屋の乾燥対策で風邪予防にも繋がるのでおすすめです。
【5】ストレスを減らして規則正しい生活を
唾液の分泌は自律神経でコントロールされています。
ストレスで緊張していると唾液の分泌も減ってしまいます。規則正しい生活で、自律神経のバランスを保つことが大切です。
【6】口を閉じ、鼻呼吸を心掛ける
口を長時間開けていると、口の中が乾燥しやすくなります。
鼻づまりでなくても、口呼吸が習慣になっている方もいます。口を閉じることを意識して鼻呼吸を習慣化しましょう。
【7】刺激のつよい飲食物に注意
飲酒により全身が脱水状態になり口が渇いたり、塩分、香辛料、カフェインを含むコーヒーなども摂り過ぎれば渇きの原因に繋がります。
嗜好物は程よく楽しみましょう。
【8】定期的に歯科健診を受けましょう
唾液の量が少ない人は、磨いていても汚れが付着しやすく、むし歯や歯周病リスクが高くなります。
歯科医院で汚れをケアすることで、むし歯や歯周病対策も出来ます。
また、定期的なケアによりだ液もネバネバな性質からサラッとした上質なだ液になることも期待できます。
3ヶ月に一度くらいの間隔で歯科検診・クリーニングをおすすめします。
今回、お口の乾燥対策をご紹介しましたが「私は大丈夫?」など気になる方、お気軽に相談にいらしてください。